あげ足とりの失言探し

一週間前、太田誠一農水相がやめちゃったりして、なんて言っていたら

本当にやめちゃいましたね。

どうせ次の内閣が始まるんだから、どうでも良かったっちゃあ良かったんですが。


そして、総裁選4度目にして麻生総裁、首相の誕生。

こんなどうにもならない時期だから弱小派閥の麻生さんを担いだってとこでしょう。

すぐに問題発言であげ足とられそうですが、

それだけは本当に気をつけてもらいたいです。


そもそも今のマスコミに操られた政治ショーの中で、

政治家にとって一番重要なのは信念などではなく、如何に問題のない言葉で

思いを伝えられるか、如何に政敵に餌を与えないか、ということです。

かなしいけど。

その上で、うまいこと信念を実現しようとしてくれないと、本当にあげ足とりだけで

誰も何もできなくなってしまいます。

まあ信念もないような政治家も多いでしょうが。。。


早速、やらかしてくれた中山成彬国土交通相。。。

彼だって、別に大して間違ったことは言ってません。

まあアイヌに関してはお決まりの失言で責められても仕方ないですが、

成田空港の反対住民がごね得なのは明白で国家利益を損ねるばかりか

成田空港の周辺に行ってみると、如何に開発から取り残された地域か

わかるほど、千葉県にとってみても邪魔な存在です。

でもそんなこと分かり切っている千葉県知事がわざわざ文句を言いに行く。

かなしいかな、それが日本の政治です。

だいたい、戦後のごたごたで取得しただけの農地を利用して、

どれだけゴネれば気が済むのでしょう。

ただでさえ税制やら補助金で潤ってるのに。（未開発なのに）


日教組が教育をダメにしているのも事実ですし、そんなことは政治家は皆

分かっています。

というか分かっていてくれないと困ります。

（だから大分の成績が悪い、ってのは確かに言いすぎでしょうが。。。）

でも記者会見などでそんなことは言ってはいけないのです。

そんな簡単なことさえも分かっていてくれないから困ります。。。

結局はそういうことを瞬時に判断して発言できる頭の回転の早さが

ないような人は国政を担ってはいけないといえばそれまでですが。


こういう発言が出るたびに、社民党党首の福島瑞穂が意気揚々として

棒読みのセリフをしゃべっているのがいらつきます。

「あ　そ　う　しゅ　しょ　う　に　もー　に　ん　め　い　せ　き　に　ん　がぁー」って、

まああんたほどゆっくり噛みしめながら発言したら誰も失言しなくていいかもね

とは思いますが（笑）