男の引き際

いやー、またまたご無沙汰してしまいました。

一度あいてしまうと癖になっちゃいますね。


前回更新以来、色んな辞任騒動がありました。

「あなたとは違うんです」という名言を残し、

急に仕事を投げ出してしまった福田総理大臣。

そりゃあ、普通に社会人してる誰もが一緒にされたくないですよ。

そんな無責任な人と。

海外の要人との約束もすっぽかすことになり、国の信用も丸つぶれです。

だから諸外国に相手にされないってのに。。。

いい悪いは別として、中曽根さんや小泉さんみたいに長くやってた首相だけは

海外からちゃんと相手にされてたわけですし、マスコミも何でもかんでも

「やめろー」とかいい加減なことを煽るの止めてほしいもんです。


そうかと思うと、辞めずにずーっと相撲協会理事長という利権に

しがみついていたかった北の湖。

「憎たらしいほど強い」といわれた昭和の大横綱も、ここ数年でただの

憎たらしい奴に格下げされてしまいました。。。


どちらが潔いんだか無責任なんだか全く逆の出来事なわけですが

共通してるのは



トップを辞任しても組織に残って高給取りのまま



ということですね。

結局は何の責任も取っていないわけです。

ＷＢＣの監督に指名されたわけでもないのに、辞退しろ！という報道

が加熱してしまった星野監督の騒動もありました。

そんなに叩きたかったら五輪前からちゃんと叩いてくれればよかったのに。

日本シリーズも勝ったことがないような監督を全日本監督にして

お友達内閣まで許してしまった時点で、分かっていたことなんだから。

そのときは持ち上げるだけ持ち上げて、今になって叩くのは良くないですね。

星野監督は調子の上がらない岩瀬を使い続けたことについて、

「失敗した奴にチャンスを与えるのが俺のやり方だ！」と言っていましたが、

彼は長いペナントレースの監督向きということです。

短期決戦でこれをやられてしまっては、「調子のいい奴のチャンスを奪う」

だけになってしまったわけです。

まあ星野監督も、「言われてないから答えようがない」とか言ってないで

「俺は向いてないからやりません」とはっきり言えば潔いのに。


男は引き際が肝心だな、とつくづく思う今日この頃です。

まさに

人生いろいろ　男もいろいろ